AirPods Proはどんなかんじ?AirPodsと比較

突如発表されたAirPods Proを早速手に入れたので、AirPodsと比較してみようと思います!

AirPods Pro

なんの前触れもなく、さらっとサイレント発表されたAirPods Pro。ノイズキャンセリングと防水が大きな目玉になるとは思いますが、発売当日に購入できたので、開封と使ってみた感想、比較などを描こうと思います。

AirPods Pro 開封&外観

まずは、箱ですがいつも通りのAppleのプロダクトって感じですね。

AirPods Pro 開封外観

付属品は、本体の他に、サイズの違うイヤーチップ、説明書、そして、Lightning to Type-Cのケーブルが付属しています。

少し驚きですが、Appleとしても今後はType-Cに移行をしていくのでしょうか?これだったら、本体もType-Cにして欲しかった!Lightning to Type-CのケーブルはiPhoneでも使えるので、重宝しそうです。

AirPods Pro 開封外観

本体は、横長になりました。

AirPods Pro 開封外観

蓋を開けると、こんな感じ。前回同様マグネットで閉まります。

AirPods Pro 開封外観

イヤーチップはもちろん、外すことができます。取り付け部分が硬い素材でできており、カチッと取り付けることができました。

AirPods Pro 開封外観

イヤホン本体には、ちょっとしたくぼみがついており、ここを押すことで、操作をすることができます。

あくまで、「押す」であり、「タップ」ではありません。(取り回しのところでお話をしようかと思います。)

AirPods Proのセッティング

AirPodsと同様に、iPhoneの近くで開くことで、つなげることができます。ただ、iOS13.2にアップデートする必要はあります。

接続が完了するとBluetoothでつながっていることがわかるとおもいます。つながれまそのまま使うことができますが、少し面白い設定があったので、是非やっておくことをお勧めします。

設定からBluetoothにアクセスし、接続済のAirPodsの右側にあるiボタンをタップします。

AirPods Pro 設定

すると、AirPodsの設定をいじることができるのですが、この項目に、「イヤーチップ装着状態テスト」という項目が追加されますので、これをタップすると、イヤーチップの状態をテストすることができます。

AirPods Pro 設定

あとは、ガイドの通りに試驗を進めるます。

AirPods Pro 設定

すると、緑色の密閉のサインが出ますので、試驗をすることができます。

AirPods Pro 設定

また、アクセシビリティの項目にAirPodsという項目があります。

AirPods Pro 設定

操作に関する項目を変更することができます。

AirPods Pro 設定

AirPods ProとAirPodsを比較!何が変わった?

さて、実際に購入してから数時間使ってみました。電話をしたり、電車に乗ったりもしてみました。私の環境ですが、普段はAirPodsかIE-C2というカスタムIEMを使っています。長い間移動するときは、IE-C2を、通勤などはAirPodsを使っているというような感じです。

AirPodsとAirPods Proの比較ですが、音質(ノイズキャンセリングも含め)と取り回しについて主にみていきたいと思います。

音質は変わった?

多くの人が気になるだろう音質ですが、AirPodsと比べると格段に良くなっています。全帯域での解像度が上がりました。また、ノイズキャンセリングが搭載されたことにより、密閉感が上がったことも影響し定位感がよくなり、空間が広くなっています。

音の傾向としては、今まで通りのAppleのEarPodsやAirPodsと同じような傾向で、そこがしっかりと順当に進化をしたというような感じです。低音から高音にかけて、破綻をしないようにチューニングがされており、特にボーカルものが聴きやすいというような印象です。

AirPodsとAirPods Proを比較すると、好きな人は分かれるのではないのかなと思います。

AirPodsは、低音の解像感は低いですが、ライブで聴いているようなずしっとくるような迫力を感じられるような低音でした。しかり、AirPods Proになり、解像感が上がり、この迫力が失われたというか、低減したのかなと思いました。

私は、この迫力感のある、体に直接くるような音が好きだったので、少し残念ではあります。気軽に聴いて、テンションをあげる!みたいなときはAirPods ProよりAirPodsの方がいいのかな?と思います。

ノイズキャンセリングの性能ですが、しっかりとノイズキャンセルをしていると思います。電車でも大きな低音をしっかりと買っておできていましたし、歩くのは少し怖いなと思ってしまうほどでした。ノイズキャンセルの性能は高いのかなと思います。

また、外音取り込みモードが非常に優秀で、外音取り込みモードで音楽を止めたら、外の音がしっかりと聞こえます。イヤホンをつけていないような感覚になります。

カスタムIEMやコンプライのイヤーピースなどしっかりと遮音することができるイヤホンとはまたちょっと違った感覚になります。

ノイズキャンセルは低音のカットがしっかりとしているので、飛行機や電車ではその効果を発揮するので、そういう場所では積極的に使っていきたいといった感じです。

取り回しは?

AirPods Proになり、形が変わり、カナル型にもなりました。操作系も変わったので、この辺にフォーカスしてみたいと思います。

まず、本体は耳の中にシリコンを挿入するカナル型に変更になりました。その一方で、大きさは小さくなり、目立たなくなったという感じです。

ケースは、横長になり、

厚さは少し薄くなりました。

AirPods Proになり収納方法も変わりました。充電兼マイク部分の棒状の部分をケースに差し込む形で収納するのですが、今までのケースでは内側に入る形なったのですが、AirPods Proからは外側になりました。

AirPods Proの方は、掴む部分が曲面になっている部分が多いため、掴みづらい感じがありました。

取り付ける時に、耳に入れるので、少しだけ時間がかかる印象があります。また、小さいため、掴み損ねたり、落としそうになりそうだなと感じています。

装着感に関しては、個人差があると思いますが、Twitterをみてみるとつけてる感覚がないという人もいるみたいですが、私は、ちょっと左耳が合わない感じでした。イヤーチップや付け方で工夫したい感じです。

また、操作系もAirPodsでは本体をタップすれば操作できたのが、AirPods Proでは感圧式になり、イヤホンの先端を摘んで押さなければいけなくなりました。トントンと叩いて曲が遅れていたので、それができなくなったなは非常に不便だなと思いました。

より、Apple Watchが重要では?と思ってしまいました。笑

AirPodsはワイヤレス充電のケースを出しましたが、AirPods Proもワイヤレス充電に対応しています。ワイヤレスの充電パッドを持っていれば、家に帰ったらそこにおくだけでいいので、非常に便利だと思います。

最後に

AirPods ProはAirPodsの順当な進化品といった感じです。

AirPodsを持っている人は、試聴をしてから購入するといいかもしれません。

ノイズキャンセリングは人によってはいらないですし、良いイヤホンを持っているいるような人だと音質面では、負ける部分はあると思います。

とは言え、流石のAppleで接続もスムーズですし、手軽にノイズキャンセルを体験できるこの製品は良いと思います。