Peak Designの三脚 Travel Tripodが届いたので開封レビュー

Peak Designから待望の三脚がKickstarterで公開され早6ヶ月、やっと手元に届いたので早速開封してみました。
Peak Design Travel Tripod
多くのカメラマンから愛されるPeak Design、カメラギアをPeak Designで揃えている人も多いのではないでしょうか?
Peak Designの三脚は、従来の三脚とは足が異なるのが最大の特徴で、円柱ではない形状をしており、隙間を狭くすることでコンパクトさを実現してる5段の三脚です。それでいて耐荷重9.1kg、センターポールを伸ばした時の最大の高さは152.4cmになります。
アルカスイス互換ということもポイントです。
材料はカーボンとアルミの2種類がありますが、私はアルミを選びました。
そんな、PeakDesignから発売されたTravel Tripodを開封していこうと思います。
開封
宅配日の方から受け取った時に意外とずっしりとしした重さで、あれ?こんなに重いのか?と思い開封してみると、三脚の化粧箱が入っていました。
PeakDesignのロゴマークが大きく描かれています。
箱は筒状になっており、バンドでフタが固定されています。
フタを開けるとこんな感じ。
中を開けると、三脚が入っているケースが出てきます。
ケースもシンプルでおしゃれです。
ケースの裏側には持ち手もついており、このケースに入れて持ち歩くのにも良さそうです。
ケースを開けると本体が出てきます。
付属品は、ケースと六角、ステッカーです。
六角は、三脚に取り付けられています。カチッとはまりますが、すこし落としそうで怖いです。
ただ、六角には穴が空いているので、ここにアンカーやストラップなどを通して保管することも可能です。
箱から六角の収納まで考えられており、クオリティが高い製品ですね。
本体を見てみる
非常に素敵なデザインをした三脚です。
非常にコンパクトで、持ち運びをするのがだいぶ楽になりそうです。
最大まで足を開いてみます。センターポールは外すことができ、最大で14cmまでになります。
センターポールは、付属の六角レンチで雲台のところにあるネジを外すことで分離させることができます。
センターポールには、荷物などを引っ掛けて安定性を上げることができます。
また、三脚の足の根元とセンターポールにはストラップホールが設けられており、ここにPeak Designのアンカーを追加すればストラップを取り付けることが簡単にもなります。
Peak DesignのSLIDEなどとも相性がいいと思います。
センターポールの伸び縮みの機構は面白いです。
ロックをしているときは、引っ込んでいるのですが、緩めると、パッと飛び出てきます。
足はレバー式になっています。5段の三脚なので1脚あたり4つのレバーが付いています。片手で同時にすべてのロックを解除できるのは非常に便利です。
雲台の構造
雲台はアルカスイス互換のボールヘッドで、三脚の構造に合わせてガッチリと固定されています。
付属の取り付けようプレートはPeak DesignのCAPTUREなどに使われているものと同じSTANDARD PRATEで、非常に薄いコンパクトなプレートです。
アルカスイス互換で有りながら非常にクイックに取り付けることができる機構が搭載されています。
取り付けるときは、ロックを解除していればカチッと取り付けることができ、レバーを手前に引くことで簡単に外すことができます。
雲台のロックマークの部分を回すことでレバーが動かないようにロックをすることができます。
雲台には、水準器もついていて水平出しもできます。
自分の好きな雲台を使いたいときは、雲台についてる2本の六角を外し、専用のアタッチメントに変個数ることで使えるようになります。
また、専用のスマホスタンドもついているのが特徴です。
三脚のセンターポールのフックをロックを外し回すと外れます。マグネットでスマホスタンドがくっついているので一緒に出てきます。
スマホスタンドも簡単に取り付けることができます。
ただ、このスマホスタンドですが、明らかにスマホのホールがずれています。
取り付けると、写真のように傾いてしまうのが非常にに気になります。不良品な気がしています。
雲台はアルカスイス互換でありながら非常に優れた操作性を持っています。すべてこの機能になってくれたらいいなと思うほどです。
スマホスタンドは残念なので、落ち着いたタイミングで問い合わせをしてみようと思います。
手持ちの三脚と比較
私が、普段ストロボ用のスタンドとして愛用しているfotoproのC4-iという4段の三脚と比較してみました。
4段と5段という差があるにも関わらず、Peak DesignのTravel Tripodのほうが小型です。
伸ばしてみると、やはり5段のPeak Designの方が高さが有ります。
どちらもアルカスイス互換で、どちらのプレートも兼用で使えるのが便利です。
最後に
まだ、開封をしただけで持ち出すことができていないので、時間を見つけてガンガン持ち出して写真を取りに行きたいです。
身の回りがPeak Designで揃ってきています。実際にクオリティやデザインに優れていて非常におすすめできるブランドの一つだと思います。