iPhoneとMacBook Proの2台充電にもおすすめの充電器

Type-Cで充電するPCを2台持ち歩くことが多くなったので、2台充電できる充電器はないかなと探したら見つけたので、購入してみました。
Type-Cの充電器
MacBookシリーズをはじめ、ThinkPadなどのPCもUSB-Cで充電できるようになり、充電器を選ぶ幅が広がりユーザーからしたらメーカーに頼らない充電器を選べるようになっており、いい動きだと感じています。また、私は持っていないですが、スマートフォンもmicroUSBからType-Cへ変わりつつあり、無駄にたくさんのケーブル、充電器を持ち運ばなくていいようになってきていますね。
また、窒化ガリウム(GaN)の登場により、充電器の小型化、大容量化が実現して、Apple純正の充電器よりも一回りも二回りも小さい充電器を手に入れることができ、持ち運びも便利になります。
最近では、複数デバイスを持つ人のために複数PDポートがあるType-Cの充電器も出てきています。そんな中、PCを2台充電できるType-C充電器も発売されたので、これはいいと思い、購入してみました。
というのも、MacBookとThinkPadを2台持ち歩くことが多くなり、1台の充電器を交互に指して使っていたのですが、やはり、タイミングによっては両方とも充電がなくなりそうになるタイミングは多く、同時に充電したい機会がありました。かといって2台持ち歩くのも、充電場所の関係もありますし、煩わしさもありました。
そこで、今回、RAVPowerの充電器を買ってみたところ何の問題もなく2台のPCが充電が可能で非常にいいと思ったのでご紹介します。
RAVPower 90W 充電器
RAVPowerは最近、amazonなどで充電機器関連でよく目にするようになったメーカーの一つです。私の周りでもRAVPowerの製品を購入している人が増えてきているので、何となく安心感が出てきたメーカーなのかなと思います。(一昔前のAnkerのような感じがしますね。)
綺麗なパッケージに90W 2-Port Wall Chargerと書かれていますね。
今回購入したものは、充電器本体と、1.5mのUSB-Cの充電ケーブルが一本付属していました。
本体も、RAVPowerと書かれているだけで、至ってシンプルです。
Ankerの31Wの充電器と比較をしてみるとわかりますが、このサイズで90Wの出力ができるというのは驚きです。しかも、電源プラグ部分は折り畳んで収納できるのは非常にポイントが高いです。
重さは200g程度で少しずっしりとした重さがありますが、これ一台で、2台のPCに充電ができるというのはいいですね。
実際に充電してみる
実際に充電を行ってみました。充電を行ったのは、最近持ち歩いている13インチのMacBook ProとThinkPad X13です。
まず単体でMacBook Proを充電をして、MacBook Proのシステムレポートを確認してみます。すると、しっかりと90Wが出力されていることが確認できます。
次にMacBook ProとThinkPadにそれぞれケーブルを接続をして、MacBook Proのシステムレポートを確認してみます。すると、表示が45Wになりました。2台のPCを充電するときは、最大値が90Wの半分の45Wづつで充電が行われていることになります。
そして、MacBook ProとiPhone XSを充電してみました。すると、MacBook Proから確認すると60Wになっていることがわかります。iPhone XSの許容できる高速充電の出力がわからない(おそらく18W)のですが、適切に出力電圧をコントロールしていることがわかります。
実際に、使ってみても、しっかりと必要十分に充電が進んでおり、問題なく使えており、欲しかった性能を発揮してくれています。
最後に
充電端子のType-Cの統一により、メーカーやケーブルを選べるようになり、今回のような大電力で2台充電できるような充電器は非常に重宝します。また、スマートフォンもPD充電に対応しているので、これ一台を持っていれば出先でコンセントが使えるのであればサクッと充電を済ませることもできます。
iPhoneもType-Cに対応して欲しい!という気持ちもありますが、Type-Cのパワーデリバリーのケーブルが出ているので、まずはこれで満足なのかなと個人的には思っています。
これからもType-Cという形状のケーブルが普及してくれると、非常に助かりますね。