GODOX TT600とXProでライティングに入門したい!

そろそろ、ライティングの勉強をしたい!

ライティングの勉強がしたい!

一眼レフの雑誌や記事などを読んでいると、ライティングという言葉をよく目にするかと思います。英語にすると lighting ですね。辞書を引いてみると「the arrangement or type of light in a place」。光の配置や種類を示すと気に使う様です。照明エンジニアは lighting engineer などと呼ぶそうです。

つまり、ライティングとは光を適切に処理、配置することです。

被写体にどの様な光をあてるか、どのポジションから光を出すかなどですね。

光を適切にコントロールすることができれば、自分の写真を数段階レベルアップできそうです。そこで、ライティングの勉強をしたいという欲が湧いてきました。

ライティングは光をコントロールすることができれば良さそうなので、光を操ったり、光を出すことができる装置があれば良いです。

パッと思いつくのは、レフ板とストロボだと思います。レフ板があれば、光を反射させて、被写体にあてることができますし、ストロボがあれば、光を出すことができます。

私は、入門としてストロボを使ったライティングを勉強してみたいと思いました。

ストロボを使ったライティングに必要なもの

ストロボを使ったライティングに必要なもの

  • ストロボ本体
  • フラッシュトリガー
  • ライトスタンド
  • ソフトボックス

必要なものを挙げると、キリがない気がします。たくさんの素材を使うことでより複雑なライティングができる様になります。

フラッシュトリガーはカメラに取り付け、無線でストロボを光らせることができる、いわばリモコンの様なものです。マスターというような呼ばれ方もするようです。

まずは、ストロボが一つあると写真の質が変わるかと思います。私は初心者なので、今回は、ストロボ本体とフラッシュトリガーを購入しました。

後々、ストロボを自立させるためのライトスタンドや光を柔らかくするソフトボックスなども購入で良いような気がしています。

GODOX TT600

今回、購入したのは、GODOXというメーカーのTT600というストロボと、XProというフラッシュトリガーを購入しました。

私はEOS RPをメインのカメラとして使っています。ですので、CANONの純正というのが一般的な考え方かと思いますが、純正は高く、手が出しづらいということで、今回はサードパーティーの安価なストロボを購入することにしました。

TT600はクリップオンストロボと呼ばれる種類のストロボで、カメラの上部に固定することで、シャッターに合わせてフラッシュを焚くことができます。

ストロボのスペックにはガイドナンバーという光の強さ、どこまで光が届くのかを表す指標があります。今回購入したTT600はガイドナンバー60のものです。もちろんですが、キャノン対応のものを購入しました。

ちなみに、CANONのガイドナンバー60の600EX II-RTというストロボは高機能で、比べることは間違っているかもしれませんが、6万円ほどで発売されており、初心者には手が出しにづらい価格帯です。

一方では、GODOXのTT600は高度な機能はついてはいませんが、8000円弱で購入することができます。

GODOX TT600は付属で、ポーチとスタンドがついております。スタンドが便利で、机に自立して置くことができます。

GODOX TT600

TT600は単3電池4本で動きます。付属していないので別途用意する必要があります。

GODOX TT600 電池 単3電池 4本

GODOX XPro-c

XProはGODOX TT600も制御することができるフラッシュトリガーです。Canon EOS RPに合わせてキャノン用のフラッシュトリガーを購入しました。

GODOX XPro-C

単3電池2本で動かすことができます。こちらも付属で電池は入っていないので別途用意しましょう。

XPro-C 単三電池2本

AからEまでの5つのグループ分けをすることがかのです。それぞれのグループで発光の有無や強さを変更することができます。

ファーストインプレッション

GODOX XPro-C TT600

実際に使ってみました。まだ時間がなく、室内でしか撮影ができていません。

取り扱いは簡単で、電源を入れストロボ側とフラッシュトリガーでの通信チャンネルを同じにすればOKです。あとは、ストロボを対応するグループに設定を行い、フラッシュトリガー側でグループに対応した部分を発光するように設定します。設定も保存されるため次回はそれぞれのスイッチを入れるだけで接続されます。

通信チャンネルを合わせたら、フラッシュトリガーをカメラに取り付け、シャッターを押すと発光します。

フラッシュトリガー側で、光の強さを変更すると、対応してストロボの光の強さが変更されます。

実際に撮影をしてみました。と言っても撮影できる大したモノがなかったので、同時にストロボ用に購入した充電池の充電器と充電池を撮影してみました。

写真から向かってみ右側から白い壁に向かってストロボを設置して撮影しました。左側に影が出ているのがわかると思います。

この写真は上からカメラを手持ちで撮影していたのですが、自分の影が映ることなく撮影できています。この時点で割と感動しました。

GODOX TT600 XPro 作例

次に、ストロボの有無をみてみましょう。

被写体は充電池です。余談ですがこの充電池のシリーズはケースがついているため、持ち運びがとても楽で、何度かリピ買いしてます。

さて、まずは、ストロボを焚いていない場合です。(両方ともカメラ側の露出は変化させていません)

GODOX TT600 XPro 作例

そして、下の写真がストロボを焚いた時の写真です。全体的に明るくなり、綺麗に全体の露出が上がっているのがわかると思います。

また、像がクリアになり色温度が変わっているのがわかります。特に背景の木目が綺麗に出ていると思います。

GODOX TT600 XPro 作例

私はプロではないので、あくまで感じたことを書いています。

最後に

まずは開封してパシャパシャととってみました。友人を撮影してみたのですが、当てる方向で、顔の立体感などが変わり写真の印象がだいぶ変わるということがわかりました。

ライティング含めカメラもまだまだ初心者ですが少しずつ勉強していきたいです。

また、XProにもTT600にもわからない機能がたくさんあるので使い慣れてきたら再度レビューしてみたいと思っています。