MEE audioの変換アダプタのついたMMCX Balanced Audio Cable

MEE audioから発売されている、変換アダプタのついたMMCX Balanced Audio Cableを購入しました。
普段から持ち歩いているDAP、AK70にバランス接続して音楽を楽しんでいるのですが、パソコンやiPhoneで聞きたいこともあるので、購入しました。
MEE audio Universal MMCX Balanced Audio Cable
MEE audioは米国のメーカーで、比較的安めのイヤホンやケーブルを発売しています。
今回購入したケーブルは、MMCX端子のケーブルで、何もつけない状態で、AKなどに使われる2.5mm4極のバランスケーブルになっています。
ケーブルの素材は銀メッキされた99.99%純銅の導体です。
変換のアダプタは、一般的なバランスとアンバランスに接続できるように3つついています。
- 3.5mm アンバランス変換アダプタ
- 4.4mm バランス変換アダプタ
- 3.5mm バランス変換アダプタ
ケーブルは、四つ編みされており、柔らかく、取り回しがしやすいです。少しだけ癖が付きやすいケーブルなのかもしれません。
変換アダプタは、ただ普通のイヤホンの接続と同じように指すだけです。とても手軽です。
一つ注意が必要なのは、変換アダプタはL字の端子なので、変換アダプタを取り付けるとすべてL字になってしまいます。
音質
気になる音質についてです。私はあまり音質を表現するのが得意ではないですが、感じたことを書きます。
使用したイヤホンはカスタムIEMのIE-C2です。
ケーブルには「銀メッキされた99.99%純銅の導体」が使われていることもあり、銅線らしい音がすると一番最初に感じました。銅線らしい低音域から中音域にかけての厚みが増します。
J-POPなんかを聞く人には相性がいいようなケーブルだと思います。
一方で、高音域は可もなく不可もなくという感じでしょうか?私はピアノを聞くのが好きなのですが、欲を言えば、もっと音が透き通ってほしいなと感じはしまいた。
また、解像度が高い!と感じることもありませんが、いわゆる純正ケーブルよりは高く、それぞれの音は拾えているなと感じます。
ジャンルで言えば、やはり、ロックやクラシックではなく、J-POPと相性がいいケーブルだと思います。
バランス接続にも対応しているので、AK70にバランス接続をしたときは、やはり音の空間の広がりを感じられます。ワンランク上の音質になったなと感じます。
全体として、一般的な純正のケーブルからステップアップすると、多少なりとも音質の変化は感じられるケーブルだと思います。
まとめ
MEE audioのMMCX Balanced対応のケーブルを購入してみたので感想を書いてみました。
全体的に取り回しがしやすく、また、変換アダプタが付いているのでバランス接続とアンバランス接続を頻繁に切り替えて使う人には、安価でカジュアルに使えるのでとても相性が良いかと思います。
また、使ってみて感じるのは、とても適度な硬さなので、装着しても違和感を感じやすいわけでもなく、また絡みにくいと感じました。
私の様に、安価でカジュアルにオーディオを楽しみたい人にとってはとても相性のいいケーブルだなと感じました。